FC-MASASHI

マラドーナへの天罰！ [編集]

　ドイツがこんなに強かったとは……。
　あれほどワンタッチ、ツータッチと速いパス回しでボールを動かすドイツのサッカーを見たのは、これが初めてです。おまけに、サイドからクロスを上げるだけではなく、サイドを抉ってゴール前の選手にシュートを託す（３点目のシュバインシュタイガーのドリブルなど）という仕掛けも今までのドイツとは違うアグレッシブな一面として新たな発見でした。しかもクローゼのポジションの取り方も実に上手い（アルゼンチンのマークが甘かったのも一つの要因ですが）。
　個人的には、麻薬常習者のマラドーナには「サッカーの神様」と称えるほどの尊敬はほとんどありません。そればかりか、過去の行いをもろともせず、漂々と代表監督として自由に自らの野望に没頭するマラドーナに、世間の注目とは別にどこか疑念と拒絶感が付きまとっていたのです。
　誰かこいつに熱いお灸を据えてくれ！　というところで今朝方のドイツの圧倒的な力。４－０というスコア。ほんとスッとしました。選手たちは本当残念としか言えませんが、メッシをはじめとする若い選手には、４年後のブラジル大会で必ずやいい結果を出してください。……もちろん、新しい監督の下で。